会長挨拶

第34回日本外科感染症学会学術集会開催につきまして

謹啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 この度、2021年12月17日(金)・18日(土)の2日間、北九州国際会議場(福岡県北九州市)において第34回日本外科感染症学会学術集会を開催する運びとなりました。

 昨年から今日に至るまで、世界的に蔓延する新型コロナウィルスは医療界のみならず、社会にも大きな影響を与え続けております。日夜奮闘続けてみえる医療従事者、医療界、関係者の方々に心からの感謝を表します。一方で、このような未曾有の脅威は社会にも医療にも大きな変革をもたらすものでもあり、大きく医療、社会が変わりつつあります。そこで、今回の学術集会では、新型コロナ下での外科感染症管理の変化や改革について、寄り添い学び、英知を結集し、明日からの臨床に生かすとともに、今後のリサーチ課題を共有できればと考え、学術集会のテーマは「withコロナ下の外科感染症管理」と致しました。

 外科感染症管理には多くの領域や職種の方が関与しております。チーム医療の向上も願い、今回はより多くの領域や多職種の方に多数ご参加いただけるように企画致しました。

 開催方法は感染蔓延状況によって変動するとは思いますが、新型コロナ下での外科感染症管理を共有するためにも、多数の方のご参加をお待ちしております。

 1日も早い収束を願いながら・・・

謹白

令和3年1月吉日

第34回日本外科感染症学会学術集会
会長 真弓 俊彦
(産業医科大学医学部 救急医学講座)