このたび第118回日本消化器病学会中国支部例会の会長を拝命し、2022年12月10日(土)~11日(日)にKDDI維新ホールにてハイブリッド方式で開催いたします。例年どおり第129回日本消化器内視鏡学会中国支部例会(会長 西川 潤 先生:山口大学大学院医学系研究科 基礎検査学 教授)と合同開催いたします。
小生は2021年7月に山口大学大学院医学系研究科 消化器内科学 教授に就任いたしました。就任早々、このような伝統ある支部例会を運営する機会を頂きましたこと、中国支部支部長 磯本 一先生および関係の先生方に深謝申し上げます。
今回、合同支部例会テーマを「アンメットメディカルニーズへの挑戦」としました。消化器内科領域でも、十分な治療法がない病気はまだまだ多くあります。そこで、シンポジウムでは、各施設のアンメットメディカルニーズへの取り組みをご発表頂きたいと考えています。また、支部例会では多くのシンポジウムは組めませんが、ひとつひとつの症例報告にも新たな発見や閃きがあります。本会での症例発表を通じて、多くの研修医や内科専攻医の先生方が消化器内科医の道を歩み出してくれることを願っています。それこそがアンメットメディカルニーズの克服につながると信じています。
さて、新型コロナ感染症は奇しくもデジタルトランスフォーメーションを加速化させました。今回はリアル配信のみのハイブリッド形式を選択しましたが、ライフイベント等で現地参加できない先生の研修機会を確保しつつ、学会の緊張感を大切にしたいという想いからです。ですから、多くの先生方とは「利便性が良くなったJR新山口駅直結の学会会場」でぜひお会いしたいと思っています。
最後になりますが、医局員一同、多くの先生にご満足いただける支部例会になるよう鋭意準備を進めておりますので、多くの演題をご登録いただきまして、山口にお集まりいただきますようお願いいたします。
この度、第129回日本消化器内視鏡学会中国支部例会の会長を拝命致しました山口大学大学院医学系研究科 基礎検査学の西川 潤と申します。このような機会を与えて頂き、石原俊治支部長をはじめ中国支部の先生方に御礼申し上げます。本会は山口大学消化器内科学 高見太郎教授が主催されます第118回日本消化器病学会中国支部例会との合同開催であり、高見教授ならびに消化器内科学のスタッフに大変お世話になり、準備を進めております。
本会では、山口大学のご卒業で前日本消化器内視鏡学会理事長の井上晴洋教授(昭和大学江東豊洲病院消化器センター)に特別講演をして頂きます。また、司会は日本消化器内視鏡学会理事長に就任された田中信治教授(広島大学病院 内視鏡診療科)にお願いしております。新旧理事長そろい踏みの特別講演にご期待ください。
ワークショップは「アンメットメディカルニーズへの挑戦」というテーマのもと、十二指腸腫瘍を取り上げます。乳頭腫瘍も含めて、十二指腸腫瘍全般についてのセッションですので、消化管、胆膵両方の先生方からの演題をお待ちしております。また、研修医、専修医奨励賞に加え、中国支部独自のワークショップ、一般演題、実地医家の部門賞も継続致します。是非、多くの演題を登録頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
皆さまのアクセスを重視して、新山口駅から直結したKDDI維新ホールで開催致します。新型コロナウイルス感染症に悩まされ続けておりますが、何とか皆さまと山口でお会いできるのを楽しみにしております。ご参加の程、宜しくお願い申し上げます。