基礎研究から社会実践まで

日本肺サーファクタント·界面医学会第60回学術研究会

The 60th Scientific Meeting of the Japanese Medical Society for Lung Surfactant and Biological Interface

会 期
2024年1116
会 場
北九州国際会議場

大会長挨拶

  • 日本肺サーファクタント·界面医学会第60回学術研究会
  • 会長 森本 泰夫
  • 産業医科大学 産業生態科学研究所 呼吸病態学 研究室
日本肺サーファクタント・界面医学会第60回学術研究会 会長 森本 泰夫

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。この度、日本肺サーファクタント・界面医学会第60回学術研究会を担当いたします。

本学会は1969年に「肺表面活性研究懇話会」として発足し、1975年に日本学術会議への登録を経て「日本界面医学会」へと発展しました。物理化学、生化学、形態学などの基礎医学から小児科、産婦人科、呼吸器内科をはじめとする臨床医学、産業医学まで、広い領域の研究者が集まり、画期的研究を世界に発信し続けています。

第60回である本研究会のテーマは『基礎研究から社会実装・実践まで』としました。肺サーファクタントに関する研究は多岐にわたっており、世界を震撼させ、今では「第5類感染症」の新型コロナウイルス感染による病態や治療、肺の成長・発育、外界からの様々な異物侵入に対する免疫、職業性肺疾患の発症予防のバイオマーカーなど様々な分野に関わっております。本学術研究会においても、基礎から臨床的研究に加えて、疾患の発症予防に関する衛生・公衆衛生的視野からの研究もご報告いただく予定です。

北九州は、いろいろな名物があり、特にやきうどん、アーケード付きの商店街、パンチパーマの発症の地であります。また、玄界灘にもまれた魚の味は、特にこの時期は格別です。エコタウン、工場夜景、門司港レトロ地区、バナナのたたき売りなど見所満載です。ぜひ、北九州の文化も堪能していただきたいと思います。