第59回日本小児内分泌学会学術集会の会長を務めさせていただきます、産業医科大学 医学部 医学教育/小児科の山本幸代でございます。
このたび、伝統ある本学会の学術集会を拝命し、大変光栄に存じるとともに、その責任の重さを強く感じております。これまで諸先輩方が築き上げてこられた学会の歴史を大切にしつつ、次の世代につなげていくことが私の務めであると考えております。
本学術集会は、2026年11月5日(木)から7日(土)までの3日間、北九州市にて開催いたします。九州での開催は約30年ぶり、また北九州市では初めての開催となります。北九州は、海と山に囲まれた自然の恵みと、産業や文化が調和する街であり、参加される皆さまに心地よい環境をご提供できるものと存じます。地域の特色を活かしながら、九州・沖縄地区を含む全国の先生方と協力し、地域と一体となった運営を目指しております。
今回のテーマは「Local, Global, Synergy」です。小児内分泌医療は、地域の実情に即した医療の実践と、国際的なエビデンスや知見の融合が求められる領域です。本テーマには、地域に根ざした活動や協働の取り組みを全国へ、さらに世界へと発信し、互いに学び合い、連携しながら新たな価値を創出していきたいという思いを込めました。
学術集会では、最新の研究成果の発表に加え、臨床現場に直結する実践的な知見や、将来を担う若手研究者・医師の育成につながる企画も準備いたします。専門分野を越えた幅広い交流の場として、多様な視点から小児内分泌学の可能性を考える機会としたいと考えております。
参加されるすべての皆さまにとって、知識と経験を共有し、学びを深めるとともに、新しい出会いや協力関係が生まれる、実りある時間となることを願っております。北九州の地で、多くの皆さまと直接お会いできることを、心より楽しみにしております。