このたび、2026年11月19日(木)から21日(土)にかけて開催される第33回肝細胞研究会の会長を拝命いたしました、国立健康危機管理研究機構の田中稔でございます。
本学術集会は高見太郎先生が会長を務められる第40回肝類洞壁細胞研究会学術集会との合同開催という形を取らせていただき、肝疾患研究に携わる医師や基礎研究者の先生方が一堂に会することで、新規の診断や治療法の開発、創薬研究などに繋がるような意見交換の場となることを期待しております。なお、開催地につきましては、高見先生と数多くの協議を重ねた結果、山口県下関市・海峡メッセ下関にて開催する運びとなりました。
合同大会テーマは、
「肝臓構成細胞による微小環境を再考する」
といたしました。
現在、肝細胞癌や胆管癌、MASHや難治性のPSCなど、肝・胆道疾患に苦しんでおられる患者さんが数多くいらっしゃいます。これらの肝臓病を克服することは一筋縄ではいきませんが、病態を形成する過程の細胞社会を紐解き、肝臓内の細胞間相互作用を明らかにしていくことが、治療戦略と立てる上で重要であると考えられます。そのためには、医学はもちろんのこと、工学、薬学、理学といった分野の異なる専門家の先生方との学術融合が大切であると考えております。最近では細胞の移植療法やオルガノイドを活用した研究が成果を挙げてきております。肝臓病の克服という大きな目標に向かって、医師や基礎研究者が様々な意見を交換することにより、本合同大会がこれまでにないアイデアや発想を創出できる場となることを心より願っております。
全国から多くの皆さまにご参加いただき、肝臓病の克服に向けた活発な議論が繰り広げられることを期待しております。
このたび、第40回肝類洞壁細胞研究会学術集会の会長を拝命いたしました、山口大学大学院医学系研究科 消化器内科学の高見太郎でございます。このような貴重な機会を賜りましたことに、関係各位へ心より御礼申し上げます。
本学術集会は、2026年11月19日(木)から21日(土)にかけて、第33回肝細胞研究会(会長:田中 稔先生)と合同で、山口県下関市・海峡メッセ下関にて開催いたします。両研究会はこれまで独立して開催されてまいりましたが、2025年には同一会場での連続開催という新たな試みが行われ、全国の肝疾患診療・研究に携わる先生方が一堂に会し、活発な議論と交流が生まれました。その成果を踏まえ、今回、両研究会世話人会のご指導を仰ぎつつ、田中会長と協議を重ね、合同プログラムによる開催を実現する運びとなりました。
合同大会テーマは、
「肝臓構成細胞による微小環境を再考する」
といたしました。
肝炎ウイルスに起因する慢性肝疾患に加え、近年急増している脂肪性肝疾患や肝癌、さらには新たな治療戦略として注目される再生療法などを幅広く対象とし、肝臓を構成する多様な細胞間相互作用とその微小環境を改めて見つめ直すことで、今後の研究・診療のさらなる発展につなげる契機となることを期待しております。
会場の海峡メッセ下関は、関門海峡を望む立地にあり、「カイキョーReBoRNプロジェクト」による再開発が進む活気あるエリアです。徒歩圏内には唐戸市場や海響館(水族館)といった観光名所があり、11月下旬には本場の「ふく(山口県ではフグを“福”にかけてこう呼びます)」をはじめとする旬の海の幸もお楽しみいただけます。
本合同開催だからこそ得られる学術的刺激と交流の魅力を、存分に体感いただければ幸いです。多数の先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。